AIとは「遊びのインテリジェンス」と見つけたり

AIで物語を書くのも業務を自動化するのもいいけれど、その本質は「空想」をパワーアップすること。つまり、どうすればAIでもっと遊べるかだ。なぜなら、人間にとって最も大事なのはドキドキワクワクする気持ちであり、それだけが「希望」を生むからだ。
ぴこ山ぴこ蔵 2026.10.09
誰でも

⭕AIで新しい遊びに出会った話

「物語創作6ヵ月完成プロジェクト」あと2名追加!

「物語創作6ヵ月完成プロジェクト」あと2名追加!

人間は退屈する動物であります。

それを思い知らされたのは、前号でもボヤキを書き連ねましたが、私がずっと病院のベッドに寝ていた時です。

こんにちは、ぴこ山ぴこ蔵(PIKOZO)です。

この夏のあいだ中、毎日24時間。両腕に点滴や採血用のチューブを繋がれておりまして、文庫本を持ったりスマホを支えるだけで手が疲れました。

そうすると、出来ることも限られてきます。

仕事はともかく、困ったのは遊びです。

しっかり遊ばないと、人はたちまち退屈してしまうからです。

ところが私に出来るのはせいぜいメモ用紙に短文を書き付けることぐらい。

誰かの悪口をねちねち書くか、何らかのセコい計算をするか、

あるいは、俳句にマジメに取り組むか。

どれも気が進みませんでしたが、

ふと、歌詞なら書いてみたいと思いました。

実は、入院する直前に音楽生成AIのことを知り、

ちょっとだけイジったら非常に面白かったのです。

⭕そして、自分と出会った話

とりあえず、そこらへんにある文章、

例えばお菓子の袋に書かれているコピーとか、

薬の注意書きとかを適当に入力すると

AIが指定した曲調に合わせてメロディーを作ってくれます。

「皮脂のテカリをさっぱりさせて、毛穴汚れも超スッキリ! お肌に優しい拭き心地!」

などと嗄れ声でシャウトする悪魔的なヘヴィーメタルが出来上がるわけです。

あるいは囁くような女性ヴォーカルで「美味しさの秘密はお米ふっくら直火釜炊き、利尻昆布のだし使用」と歌うボサノヴァが流れてくるのです。

何よりも歌詞を放り込んだら、後は数分間待っているだけで1曲出来上がる、という手軽さが楽でいい。まさに入院患者用の退屈しのぎにぴったりです。

ただ、ゲラゲラ笑いながら何度か遊んでいるうちに、飽きてきます。

というか、自分だけの世界観や感情の引っ掛かりを描きたくなるのです。

退屈を甘く見てはいけません。そんな時こそ魔が差すのです。そして、その隣には一生続く深い沼が口を開けていることが少なくないのです。

時間つぶしのつもりで始めたのに、いつしか本気になってしまう。

それが遊びというものです。

例えば、ぴこ蔵の場合……

昔のことをネタにして歌詞を書いていたら、屈辱の瞬間を思い出した。

ところが、当時はあれほど悔しかったはずなのに、なぜか怒りが消えていた。

かえって、せつなかったあの痛みを、今や青春の1ページだと懐かしがってさえいる。

魂が成熟したのか、感覚が鈍くなったのか。

さらに、なぜ、自分はそんなことを思ったのか?

――と掘っていったわけです。

この作業は、期せずして自分自身の人生を振り返る行程そのものだったのです。

⭕物語創作の道筋も同じ

引っかかった感情をそのまま吐き出すのではなく、むしろその原因へと遡行していく。

「私はこんなに悲しかった」

をそのまま書けば、告白になります。

しかし、大事なのは感情の表明ではありません。

それはなぜか? を明らかにすることです。

すると、個人的な感情だったものが、他人が体験できる物語になります。

たとえ歌詞であろうとも、主人公の目的や敵、選択や結末が見えてきます。

もとより私はミュージシャンではありませんので、素敵なメロディーなんかは作れません。

そこは遊びなので、AIに気軽に指示すればいいのです。

あなたの気持ちにピッタリ寄り添う楽曲が出来るまで、何度も作らせればいいのです。

でも、ストーリーテリングの手法を使えば、あなたには歌詞が書けます。

私自身、そこに気づいてからというもの、音楽生成AI用の歌詞作りにハマりました。楽しくて何曲分も詩を書き溜めました。

ところが、ある日突然、その欲求がピタリと止まってしまう時がやって来たのです。

自分の書いた歌詞なのに、自分の本音が全然書かれていないことに気づいてしまったのです。

なぜこんなことに?

実は、問題はストーリーだけではありませんでした。

その先に、想像したこともなかった異次元の理由が私を待っていたのであります。

そこはまた、物語を待っている読者がいる本当の場所でもありました。

(次回に続きます)

⭕大添削プロジェクト、あと2名追加します

不摂生が祟って、思わぬ長期入院を余儀なくされたぴこ蔵。

退院はしたものの、未だに外出禁止中。

しばらくは大人しくしておかねばなりません。

でも、何かを手放すと別の何かが手に入るもの。

蟄居のおかげで、あなたへの個人添削に使える時間がかなり増えました。

そこで……

あと2名様、受講者を追加募集します!

・半年間、あなたと一緒に伴走して物語を完成させます。

・作品の進行に合わせて最新創作メソッドをお伝えします。

・全50タイプの物語発想法を一挙にまとめて公開します。

「自分の作品には何が足りないんだろう?」

「どうすれば受賞できるんだろう?」

「どうして一次選考で撥ねられちゃうんだろう?」

そんなお悩みにもお答えします。

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