【有料版】Story Weaverを使ってみた②怪物退治からの意外な展開

「Story Weaver」で、実際に物語を作ってみるシリーズ。第2弾となる今回は前回の『怪物退治』を一歩進めて、意外な展開をひねってみました。
ぴこ山ぴこ蔵 2025.05.28
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怪物以外に「退治すべき敵」を設定する

こんにちは、ぴこ山ぴこ蔵です!

ChatGPTの「Story Weaver」はどこまで使えるかを検証中です。

今回はAIとの共同創作プロセスの詳細を紹介したいので、少々長くなりますが、できるだけ端折らずにお伝えします。お茶でも飲みながらじっくり読んでください。

文中の「あなた:」というのはぴこ蔵からChatGPTへのプロンプトというかリクエストです。「指示」というよりも、感覚的には「希望の伝達」という気持ちです。

作品タイトル『焔を継ぐ者』

あなた:

中世ファンタジー風の冒険ストーリーのあらすじを作りたいです。主人公は若き鍛冶屋の見習いで、ドラゴン討伐を目指します。

ChatGPT:

素晴らしいコンセプトです!では、まず簡単なあらすじのたたき台を作り、その後細部を一緒に練り上げていきましょう。

タイトル案: 「焔を継ぐ者」

あらすじ(初稿):

中世の王国「ヴァルセリア」。平和な村に暮らす若き鍛冶屋見習いのエルディンは、伝説の名匠だった亡き父の跡を継ぐことを夢見ていた。しかし、王国を脅かす「紅蓮のドラゴン・カザグロス」の出現により運命は大きく動き出す。

王と騎士団が壊滅し、絶望に包まれる中、エルディンは父の残した不思議な鍛冶道具と、未完成の「竜殺しの剣」の設計図を発見する。

彼は仲間たちと共に、剣を完成させるための伝説の素材「星鉄」を求め、危険な冒険へ旅立つ。旅の途中で、魔女、放浪の騎士、裏切り者、そして自らの血筋の秘密と向き合いながら、エルディンは真の英雄へと成長していく。

最終決戦では、完成した竜殺しの剣と仲間たちの絆を武器にカザグロスに立ち向かう。

─────────────────

次のステップとして、物語をより豊かにするためにいくつか質問させてください。

主人公の名前や性格はこのままでよいですか?もし違うイメージがあれば教えてください。

主人公の仲間(例:魔女、騎士、盗賊など)の人数や役割はどんな構想ですか?

あなたのビジョンに合わせて練り直していきます!教えてください。

▼ぴこ蔵の独り言:

パーティーを組むなら4人組だと思ったので、RPGでおなじみのパターンにしてみました。そこで、心理学者ユングの分類したキャラクター・アーキタイプなどを参考に、各自のキャラクターを以下のように指示しました。このあたりはWEB上にたくさんの類型が紹介されていますので、ぜひご自分の好みのアーキタイプを見つけてストックすることをおすすめします。

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