【有料版】逆転写経~ドラウル幻視行

お題に合わせたあらすじを作った後に、同じテーマで書かれた文豪の名作と比較する『逆転写経』。今回は、「どんでん返し<ドラウル>を使ったストーリー」を作っていただきます。
ぴこ山ぴこ蔵 2024.04.16
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生成AI時代のストーリーテリング

◆最新作登場! 逆転写経~ドラウル幻視行

●生成AIが苦手なこと

生成AIが得意でないことって何でしょうか?

それは簡単に言えば「どんでん返し」や「意外な結末」を作ることです。

生成AIの自然言語処理に用いられているLLM(大規模言語モデル)は、大多数の人々が選ぶ確率の高い文脈を拾い出して文章を生成します。

つまりそれは常識的な価値基準に則った文章だということができます。

常識とは共同体における社会生活のルールです。安全安心な暮らしを送るためには窮屈でも守らざるを得ない制約なのです。

かたや、意地悪な展開や皮肉な結末を作ろうとする場合、作者は常識を破壊するために「確率の低い」展開を選びがちになります。

「どんでん返し」はいわゆる「健全さ」だけではたどり着けない楽しみなのです。

※どんでん返しについて詳しく知りたい方は、ぴこ蔵のKindle書籍をお読みください。特に「どんでん返し」についてまとめた下記の3部作はお役に立つかと思われます。

●大どんでん返し創作法

●続・大どんでん返し創作法

●どんでん返し THE FINAL

物語創作の具体的な手順を教えます。

最新刊続々発売中!

ぴこ山ぴこ蔵の「ストーリーデザインの方法論」シリーズ

……というわけで、お待たせしました!

今回はそんな「どんでん返し」を使った『逆転写経』にチャレンジしてみませんか?

◆逆転写経~ドラウル幻視行

「あの文豪は、あの名作をどんな手順で書いたのか?」

今回の『逆転写経』のお題も、ある有名作家の作品を元にして作られています。

つまり、同じ題材を使って書かれた「文豪の物語」が実例としてすでに存在するのです。

その作家名と作品名を知る前に、まずはあなたの作品を書いてもらいます。

その後に「文豪の物語」を読んでいただくことになります。

その作業によって、あなたは文豪の「物語設計プロセス」を追体験することになります。

もし、過去にその作品をすでに読んでいたとしても、その頃とは全く違うレベルの集中力で、得難い読書体験をすることになるでしょう。

▼お題:『ドラウル幻視行』

課題の具体的な内容は以下の通りです。

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