【物語探偵PIKOZO】本日の怪事件:「キャラクターIPを生み出す物語の力」の謎
事件の舞台となるのは「IPキャラ・ビジネス」業界
最近よく耳にする「IPキャラ」という言葉。
それって何でしょう?
キャラクターにおける「IP」とは、
Intellectual Property
(インテレクチュアル・プロパティ)の略。
日本語だと「知的財産」。
具体的には、
アニメやゲーム、漫画などに登場する
キャラクターの名前、デザイン、設定、世界観
などを指します。
これらは
法律(著作権や商標権)で守られた
無形の財産です。
キャラクターIPの主な活用例
ライセンス展開:
キャラクターを他社商品や広告に
使用する権利(ライセンス)を貸し出す。
グッズ販売:
フィギュア、アパレルなどの
関連商品の販売。
メディアミックス:
アニメや映画化、ゲーム化などの
映像・コンテンツ展開。
企業やクリエイターにとって、
知名度の高いIPや、魅力的なキャラは
非常に価値のある資産となります。
巨額の投資が見込まれる
「キャラクター創作」は
ますます注目されるジャンルに
なるでしょう。
ただし、注意したいのは
イラストやデザインだけの
話ではないということ。
キャラクターメイキングにとって
最も重要なのは、
まさに「物語の力」なのです。
どういうことでしょうか?
新シリーズ「物語探偵PIKOZO」では
そんな謎を解いていきます!
「設定が足りない」のではなく、設定が物語につながっていない
こんにちは、ぴこ山ぴこ蔵です!
「キャラクターの設定」って
わりかし簡単に思いつくものですよね。
過去も、能力も、口ぐせも。
所属する組織さえ
次々に浮かんでくる。
そんな人も多いはず。
それなのに、
いざ物語にしようとすると……
中盤以降で失速して最後まで書けない
主人公の欲望や葛藤が弱くて、牽引できない
登場人物の言動が場面ごとに揺れまくる
設定が膨らんで、話がとっ散らかってしまう
名場面は頭にあるが一本の流れにならない
世界観を説明する用語だけが増えていく
気づけば、物語ではなく設定の説明書
セリフは「君は三年前……」のような説明調
どこか不自然で、ぎこちなさが残る会話
私は、ここで何度もつまずいてきました。
本当の課題は……
「キャラクターの材料が少ない」
ではありませんでした。
むしろ材料は多い。
問題は、それらを
思いつくまま足してしまったこと。
結果、
「物語を動かす要素」として
整理できない。
設定は面白いのに……
主人公が何を求め、
誰とぶつかり、
どこへ向かうのか。
それが見えない。
だから軸がぼやける。
話が安定しない。
次に何をすればいいか判らない。
あなたのキャラは前に進んでる?
よくあるキャラ作りでは、
プロフィールを細かく埋めます。
名前、年齢、外見、過去、性格。
もちろん、
どれもが大事な情報です。
けれど、それだけでは
物語は前に進みません。
読者が知りたいのは、
設定の量ではありません。
その人物が
物語の中で何を変えるのか
です。
そのポイントは……
キャラクターを、
「変化」に焦点を当てて
作ること。
それだけです。
このキャラの
どこが変わり、
何が変わらないのか?
その視点を取り入れてから……
・主人公の進むべき方向が見える
・敵や障害との関係を一瞬で整理する
・断片的な発想を一本の線に束ねる
・世界観や設定を盛りすぎることがない
・説明の道具のようなセリフを書かない
そんなことが
自然に出来るようになりました。
キャラの物語化とはいったい何なのか?
さあ、ここからが本題です。
次回以降の
「物語探偵PIKOZO」シリーズでは……
・キャラ設定を物語の原動力にする方法
・キャラを変化させるためのチェックポイント
・何をどんな手順で進めればいいのか
その秘密をじっくりと解明します。
お楽しみに!
※このレポートは
何回かに分けてお届けします。
「そんなの待ってられないよ!」
という人はいますか?
もし、
その秘訣をタイパよく理解したいなら
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